起承転結 II

松山千春 起承転結 II歌詞
1.恋

作詞:松山千春
作曲:松山千春

愛することに疲れたみたい
嫌いになったわけじゃない
部屋の灯はつけてゆくわ
カギはいつものゲタ箱の中

きっと貴方はいつものことと
笑いとばすにちがいない
だけど今度は本気みたい
貴方の顔もちらつかないわ

男はいつも 待たせるだけで
女はいつも 待ちくたびれて
それでもいいと なぐさめていた
それでも恋は恋

多分貴方はいつもの店で
酒を飲んでくだをまいて
洗濯物は机の上に
短い手紙そえておくわ

今度生まれてくるとしたなら
やっぱり女で生まれてみたい
だけど二度とヘマはしない
貴方になんかつまずかないわ

男はいつも 待たせるだけで
女はいつも 待ちくたびれて
それでもいいと なぐさめていた
それでも恋は恋

男はいつも 待たせるだけで
女はいつも 待ちくたびれて
それでもいいと なぐさめていた
それでも恋は恋

それでも恋は恋


2.帰ろうか


3.人生の空から

作詞:松山千春
作曲:松山千春

深く耳をすませば 朝一番の汽笛
街はにわかに ざわめいて

遠い旅の空から 君に送る便りは
力まかせの なぐり書き

まわり道でも 旅の終わりに
君にもう一度 会えたならいいね

いつも怯えていたね 風の音にふるえて
はき出す言葉は ぐちばかり

君なら良くわかるね こんな僕の気持が
今なら一から やれるよね

まわり道でも 旅の終わりに
君にもう一度 会えたならいいね

まわり道でも 旅の終わりに
君にもう一度 会えたならいいね


4.雨の夜


5.海を見つめて


6.こいごころ


7.長い夜

作詞:松山千春
作曲:松山千春

恋にゆれる 心ひとつ
お前だけを 追いかけているよ
おいでここへ僕のそばに
燃えるような 口づけをあげる
長い夜を 飛び越えてみたい
お前だけに この愛を誓う
重ねた腕の ぬくもりに
とまどう 二人

恋にゆれる 心ひとつ
お前だけを 抱きしめていたい
だから僕の胸のときめき
きこえたならとびこんでおいで
長い夜を 飛び越えてみたい
お前だけに この愛を誓う
星降る夜に 誘われて
とまどう 二人

長い夜を 飛び越えてみたい
お前だけに この愛を誓う
星降る夜に 誘われて
とまどう 二人


8.わかれ


9.ふるさと

作詞:松山千春
作曲:松山千春

喫茶店でほほづえついて
誰か待つよなふりをして
タバコの煙目にしみただけ
こぼれる涙ぬぐおうともせず
いなか者とは悟られぬ様
3杯目目のコーヒー頼んだ
いくら何でも3杯飲めば
それもしっかり飲みほせば
店の雰囲気冷たい視線
気まずい思いかみしめて
いやだいやだとつぶやきながら 人の波にのまれる

夢なら今もこの胸の中
深くとじこめたまま 深くとじこめたまま

緑の電車とびのる様に 街は灯をともしだす
電車の窓に息をふきかけ 指でなぞった故郷と
おされて気づきあわてて消した 小さく書いた故郷
電車を降りていつもの道を
ひとりトボトボ歩きだす
幸せそうな灯がもれる 一家だんらん笑い声
淋しくはない 空を見上げた 星はにじんで輝く

夢なら今もこの胸の中
深くとじこめたまま 深くとじこめたまま

急いで捜す公衆電話 百円玉の黄色いやつ
声がきこえる父さん母さん 強く受話器を握りしめ
帰りたいさ今すぐにでも それがいえずにそれじゃ又

夢なら今もこの胸の中
深くとじこめたまま 深くとじこめたまま


10.風の中